435 :名無しさん@おーぷん
ちょっとオカルトっぽいし誰にも言えないし、来年でまた四年経つからここで書く。
17才のころからだいたい四年刻みで周りの人がタヒぬ。
最初は高校の頃、修学旅行に行朝に母親に「もう帰ってこないかもよ」って変な冗談言った。
その場では「馬鹿なこと言うな」って軽く注意されただけだった。
俺の実家は九州のド田舎で、歩いて二分で船着場ってぐらいの海際。近所には漁業やってる人が多いんだけど、修学旅行を何事もなく終えて帰り道を歩いてたら、船着場に人だかりができてて、隣に住んでたおっさんが人工呼吸されてるところだった。
結局おっさんはそのまま亡くなった。海に落ちて船のロープが足に巻きついて溺れたって話だったけど細部はわからない(ロープってせいぜい2〜3mで、海に落ちた人の足に絡むほどの長さがないと思うから、もっと別の理由があったのかも)。
その時は悪趣味な冗談は言うもんじゃないなって思って、反省した。直接は関係ないけど、隣のおっさんがタヒんだ引き金引いたような気持ちだった。

次は21の時で、大学の友達が夏休みに俺の地元に遊びにいきたいって言い出したのがきっかけだった。
歴史マニアなのかオカルトマニアだったのかわかんないけど、壇ノから逃げてきた平家の女性が杀殳された、みたいな超地味な心霊スポットもどきが見たいらしかった。
落ち延びてきた女の人(お姫様だったかも)をかくまってたけど、その人の服や装飾がきれいだったから欲が出て杀殳して奪って松林に埋めた、みたいな最低が由来があるところで、向かいの浜で密猟者のタヒ体が浮かんだり、木を切った人が即効でタヒんだみたいな噂もある。
俺はバイトと就職活動でその年は帰れず。「魚ならわざわざ店で食わなくてもスーパーの鮮魚売り場の刺身でも十分うまいよ」なんて言って見送ったらやっぱりタヒんだ。
「嘘か本当かわからないけど、林はともかく浜には行かないほうがいい」って言ってたんだけど、例の浜で泳いでそのまま溺タヒしたって話だった。
俺は地元帰らなかったし、共通の知り合いに責められることも疑われることもなかったけど、また自分が杀殳したような気分になった。

次が25になってすぐの冬頃の話で、これは短く済む。
上京して働いてたら、会社の先輩から正月休みに車を貸してほしいって頼まれた。
普段原チャリ乗っててあんまり乗らなかったし、正月は実家帰るからいいですよって貸したら、不倫相手と旅行中に東北で谷底にダイブしてタヒんだ(ノーマルタイヤだった)。

全部偶然って言われたらそれまでなんだけど、全部微妙にかかわってる気がするし、段々タヒぬ人との距離も近くなってる気もする。
来年何も起きなきゃいいけど。
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1434810350/