後日、義父の還暦祝いで義実家にいった時に、
お祝いは義兄の仕事の都合でお昼に終わって、義兄はそのまま仕事へ
義妹は義父と買い物へ
せっかくだから夕飯食べていきなさい、何が食べたい？と
旦那が間髪いれずにスペアリブ！と言ったので、義母がニマァっと笑って
あらぁまだ嫁子さん作り方わからないのぉ？
実は料理下手？プフフフフ
息子ちゃんがそういうと思ってもう材料仕込んであるのよぉ、
うちじゃ食べられないんだからいっぱい食べていってねー
と言われた
旦那も楽しみだなーとかいってまたフォローなし
めちゃくちゃ気分悪くて、むすーっとしてしまっていた

夕飯になってスペアリブ食べながら、嬉しそうな旦那。
機嫌悪くて食が進まない私に、たくさん食べて味を覚えろよと追い討ちかけてくる旦那
何を思ったのか、旦那が義妹に
お前はこのスペアリブの作り方知ってるのか？と。
知ってるよーなんで？って感じで義妹が話出したところで、
義母がいいじゃないその話は！と急に声をはりあげてきた
やっぱり実の家庭にしか教えられない秘伝なんだなー、嫁子もがんばれよ。
失敗してもいくらでも食べてやるとか嫌味満載の旦那が、スペアリブにまつわるうちのケンカなどの話
(聞いてバカにされたことも含め)を始めたら、
急に義妹が
ううぇっぷは！！！あひゃあひゃあひゃ！
あーははははぶぷふぃあひゃひゃひゃ！と奇声あげて笑い出した。
んで私に、
うんそうだね、レシピ難しい、うん難しいよ。
レシピは私にもわかんないや
聞こう、一緒に知ってる人に聞こうね
プフフフフ！
えーと、モランボンの電話番号は何番かな。プフフフフ！
一同ポカーン、席を立つ義母
だからぁ！モランボンに聞かないとレシピわかんないよ。
ウフェフェ、だってお母さんにスペアリブってモランボンのタレだもぉーん！！
アヒャヒャヒャフア！
秘伝のタレ、プフー！
200円で買える秘伝のタレ！うけるーーーー！！
えぇえ…という一同の空気にさらに追い討ちかける義妹
あとエバラにも電話しなきゃね！
煮物全部すき焼きのタレだから！
あとクックドゥかな？プフフフフ！
お母さんなんとかのタレーがないとなんも出来ないくせに、人のこと料理下手とか。
プフィゥ！
うちの母の味はスーパーで買えちゃうから楽チンよぉ！
お姉さんよかったね！
もう母の味はマスターだ！
なんか今までのことどうでもよくなるくらいスッキリした
旦那はショボーンとなってしまってそれ以来料理にケチつけなくなった
スペアリブ食べたくなったら、そっとスペアリブとタレ買ってきて、作っといてーと申し訳なさそうに持ってくる

ええ、旦那からごめんなさいはないの？

旦那…貧乏舌なんやな