190: 谷間の姫百合 ◆5/QcizdGnw 2019/08/24(土) 07:19:47 ID:4TT4j3Uj0
もう「汚嫁」は生きてはいないのですが、昔の話を書きますね。

私は登山が好きでした。
本格的な山のぼりではなく、日帰りできるハイキングのようなものなのですが。
高尾山に行くようなものだと思ってください。

(当時)
私    33歳 親から譲り受けた小さい会社の社長
妻(汚嫁)33歳 昔からの幼馴染
間男   42歳 下請け会社の社長
私は世間知らずのボンボンでした。
親の会社と賃貸アパートを引き継いで、人に任せてニコニコしていれば
それで生きていけるような、そんな温室育ちのバカでした。

友人から教えてもらうまで全く気が付かなかった。
私の妻が取引先のAと浮気をしていたなんて。

191: 谷間の姫百合 ◆5/QcizdGnw 2019/08/24(土) 07:34:08 ID:4TT4j3Uj0
間男のAは週に3〜4回、私の会社に来ていましたし
小さな会社なので、社員が誰も会社にいないときも多く
私が不在の時には、妻が応対することもありました。

いつの間にか、そんなことになっていたんですね。

Aの車に妻も同乗して、半日ほど出かけて帰ってくる。
東京近郊ですから、ホテルなんてどこにでもあります。

そんな状態なのに、私は全く気がつきませんでした。

赤字が出ない程度の会社より、利回りの良い賃貸アパートを増やそうと、
朝から晩まで不動産物件探しに明け暮れていましたから。

194: 谷間の姫百合 ◆5/QcizdGnw 2019/08/24(土) 11:11:19 ID:4TT4j3Uj0
汚嫁と間男は、全く警戒していなかったようで
興信所をつけて2週間ほどで十分な証拠があつまりました。

Aの車で出かけて、ホテルに入る。
そして数時間過ごして戻る。
興信所に頼むと音声や写真(動画含む)まで、あつめてくれるのですね。

使うホテルは毎回変えているらしく、同じホテルの利用は無いようでした。

『どうされますか?離婚されるのでしたら弁護士を紹介致しますが?』

私はしばらく考えたいと答え、証拠の品々を持ち帰りました。

寂しい気持ちにはなりましたが、不思議と冷静でいられました。
汚嫁とは幼馴染で、子供の頃からずっとそばにいましたから。

激しい恋愛感情はありませんでしたが、自然にそばにいて、いつの間にか妻になっていて
結婚してからも言い争うようなこともなく、穏やかに、ずっと一緒にいたのですがね。

ふとリビングの方を見ると、ガラスの花瓶にスズランが飾られていました。
慎ましくて、白く小さな花をつけるスズランは、私の大好きな花で
妻もそれを知っていて、よく花瓶に生けてくれていたようです。

195: 谷間の姫百合 ◆5/QcizdGnw 2019/08/24(土) 11:25:06 ID:4TT4j3Uj0
興信所から帰った日の翌日、妻(汚嫁)は息をひきとりました。

朝、起きてこないため呼びに行ってみると、反応が無い。
あわてて、かかりつけの医者を呼ぶと『もう亡くなられています』と告げられました。

急忄生心不全、それが妻のタヒ因でした。
病タヒということで、かかりつけの医師がタヒ亡診断書を作ってくれて
それからバタバタと葬儀がすすんでゆきました。

結局、妻(汚嫁)に何も問いただすことができないまま
すべては終わってしまいました。

196: 谷間の姫百合 ◆5/QcizdGnw 2019/08/24(土) 11:42:58 ID:4TT4j3Uj0
妻の葬儀から2週間ほどたって、私はAを呼び出しました。

『Aさん、わたしはこの会社を畳もうと思っています。
これからは賃貸住宅のオーナーとしてやっていくつもりです。
この家も売り払って、どこか違う場所に引っ越します。』

『私さん、ちょっと待ってください!
あなたの会社が無くなったらウチはどうなるんですか。』

『妻も亡くなり、もうここにいる意味も無いんですよ。
思い出してツラいですしね。
Aさんなら別の取引先を見つければやっていける。
頑張ってください。』

妻のことに言及すると、Aはそれ以上何も言わずに帰っていきました。

赤字にならなければ良いという方針だったうちの会社のような
緩い取引先は見つかる訳がなく、Aの会社は潰れるしかないのです。

197: 谷間の姫百合 ◆5/QcizdGnw 2019/08/24(土) 12:06:44 ID:4TT4j3Uj0
それからしばらくして、Bが私の家を訪ねてきました。
Bは最初に『妻の不倫』を私に教えてくれた友人で、私と妻の幼馴染でもありました。

昔から正義感の強い奴でした。
そのBが私に済まなそうに言いました。

『もしかしたら、お前の奥さんがタヒんだのは俺のせいかもしれない。
お前の奥さんが亡くなる3日ぐらい前に、俺はお前の奥さんに言ったんだ。
「あんな良い奴を裏切ってお前はなんとも思わないのか」って』

『もしかしてらそれがストレスになってしまったのかもしれない・・・』

私はBに言いました。
『気にするな。Bは何にも悪くない。妻は偶然亡くなっただけだし
亡くなる前日も何の異常もなかった。妻は寿命だったんだよ。』

少しBは微笑んで、帰って行きました。
本当にBは善人です。

198: 谷間の姫百合 ◆5/QcizdGnw 2019/08/24(土) 12:41:46 ID:4TT4j3Uj0
妻が亡くなる前日のことは、あまり記憶にありません。
証拠の品をぼーっと見ながら、私の書斎に引き篭もっていましたから。

確か妻は家に帰ってきてから、いつものように食事を作り
書斎の私に声をかけました。

私が『食欲が無い』というと『じゃあ後で食べてね』と言って
一人で食事を済ませ寝室にいきました。
それが最後に見た妻の姿でした。

もしかしたら妻は、何かを覚悟していたのかもしれません。
私にはわかりませんが、何となくそんな気がします。

『私(妻)はおそらく夫に杀殳されるだろう』と。

199: 名無しさん@お腹いっぱい。 2019/08/24(土) 15:06:34 ID:IOMWQfvm0
>>198
最後の一文いらない

200: 名無しさん@お腹いっぱい。 2019/08/24(土) 15:48:14 ID:4FX7yc0K0
>>194
スズランが出てきて誰かタヒぬなと思ったら心不全で汚嫁タヒ亡ってどこの推理小説なん。

201: 名無しさん@お腹いっぱい。 2019/08/24(土) 16:06:45 ID:t+lbi4cS0
このスレではスレタイにもある通り
ネタ歓迎なのでそう言う事だ

202: 名無しさん@お腹いっぱい。 2019/08/24(土) 16:15:28 ID:9T1R18sk0
2時間ドラマなら実はBも間男で真犯人だったってオチかな?
相棒なら事件忄生がないか調べにきた警察官が実は犯人で警察官僚が隠蔽しようとしてたってなりそうだけどなw

203: 名無しさん@お腹いっぱい。 2019/08/24(土) 16:21:42 ID:B5p8N/QPr
>>200
最初からネタ感全開の話だったけど
このスレだから黙っていた
たぶん始めて物語を書いたのだろう

204: 名無しさん@お腹いっぱい。 2019/08/24(土) 17:15:20 ID:IOMWQfvm0
>>201
ネタOK踏まえた上でも蛇足感半端無いと思うわ

205: 名無しさん@お腹いっぱい。 2019/08/24(土) 18:27:19 ID:YfTjnHhpr
今後のアドバイスとしては
このようなネタを全面的に出した話を書くなら
もっとありえないような話をくっつけてスカッとする話に持っていくとか
大げさな話にするとか気持ち悪くて吐いたりのたうち回ったりするとか
間男の家庭を徹底的に破壊する話をくっつけるとか何かした方がいい

206: 名無しさん@お腹いっぱい。 2019/08/24(土) 18:29:49 ID:eDRMIsCXM
これは典型的な叙述トリックで夫が犯人ってオチだろ

207: 名無しさん@お腹いっぱい。 2019/08/24(土) 19:18:39 ID:vEYV/NC0r
>>206
全員が分かってレスしてるだろ


引用元:https://mao.5ch.net/test/read.cgi/tomorrow/1563340265/