193 :名無しさん@おーぷん
俺が2年半ほど前まで勤めていた会社に、サボり方が無駄にうまい同僚A(30代男)がいた。

Aは「資料を取りに行ってきます」と言って休憩室の自販機でコーヒーを買って飲んだり、
鞄に両手を突っ込んで左手でガサゴソと探りながら右手でメールを打ったりした。
会社で一人ひとりに与えられた小さい辞典があったんだけど、
その辞典のカバーを漫画に付け替えて仕事中に読んでいた時には驚愕したわ。
とにかく、やることなすこと中学生みたいな人だった。

これらは絶対上司には分からないようにやっていた。
しかし同期の俺などにはもろバレ(というかAがわざわざ話してくれたわ)。
これでAが仕事が全然できなかったら問題だが、
Aは与えられた仕事は本当にきちんとこなしていたので上司に告げ口する人はおらず。

しかし、ある時から同じ部署の後輩(20代女)が不自然な行動を取り始めた。
その後輩はAが席を立った後に席を立ったり、仕事中に切羽詰った感じでメールをしたりしており、
そのやり方はこっちがヒヤヒヤするほど丸分かり。
案の定上司にももろバレだったようだ。
ある日あまりにも不自然なタイミングで後輩が部屋から出ていったので、
ある上司が「ちょっとどこ行くの!」と怒鳴った。

後輩は最初は口ごもっていたが「Aさんが来いっていうから…」と言った。
どうやらAはその後輩と付き合う…とまではいかないにしても、
ちょっとちょっかいをかけていたようだった。
しかし後輩はAのように上手くサボるということができず、
結果このように上司につかまってしまった。

そしてこれによって芋づる式にAのサボり癖が上司に知られてしまうこととなった。
ちなみにAは既婚で、「妻にはこのことは言わないでもらえますか」と言っていたのが本当に印象に残っている。
Aはずっと上司に対しては『真面目』を装っていたのにそのキャラが崩壊してしまい、
そのことがよほどショックだったようだ。
だからか、このことを境にAはサボることは一切なくなった。
上司はあまりキツくは注意していなかったが、A自らかなり反省したんだろう。

この一連の流れに衝撃を受けたな。
蛇足的な感じだけど、Aはちょいちょいサボっていた時の方が明らかに仕事が捗っているようだったわ。
その点も驚いた。
195 :名無しさん@おーぷん
>>193
すごい厨二病だなw
そのあと後輩とは何もなかったわけ?


Aみたいにサボりが天才的にうまい奴っているよな
サボることは、その人にとって色々と上手くいくコツなんだろう
196 :193
>>195
後輩とAは何もなかったと思うよ。見ている限りでは。
ただ、後輩とAは気まずかったのか、
あまりにも『なにもありませんでした』って感じを出そうとしすぎて空回りしていた。
端から見るとちょっと不自然なぐらい普通に接しようとしていたわ。

それから、Aは「あのこと(後輩とメールしたりしていた事)うちの奥さんにバレないか不安」などとたまに言っていた。
誰もお前の奥さんに会う機会無いし大丈夫だろう…と俺が言っても、
「俺の守備範囲外のことが原因で俺がサボっているのがバレたし、何が原因でバレるか分からんよ」とか言っていたわ。
自業自得と言えば自業自得だが…
Aは反省し過ぎて潰れてしまいそうだったんで、ちょっと同情したな。
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